Roonで音楽を楽しんでいますか?
Roonが音楽のデータ再生の主流になりつつなる中で、色々なメーカーがRoon Ready対応のネットワークプレイヤーやネットワークトランスポートを販売しています。
Roonについては総合音楽再生ソフト「Roon」を導入してみよう!設定や音質をレビューの記事で紹介していますのでご覧ください。
しかし、これからRoonをネットワークプレイヤーで楽しみたい人にとって、こんな悩みがあるのも事実です
- Roon Ready対応機器が多すぎて、
どれを選んでいいかわからない - Roon Ready対応機器が高すぎる、Roonを始めたい人にオススメは?
そうですRoon Ready対応ネットワークプレイヤーは、金額がそれこそ7万円程度~100万円近くするものと様々です。
今回は30万円から下に絞って価格別の選び方やオススメのRoon Ready対応ネットワークプレイヤーを紹介します。
- ネットワークプレイヤーかトランスポートか、roonコアをどうするか!?
- 7万円以下!ifi audio ZEN STREAM ネットワークトランスポート
- 8万円以下 ARCAM SOLO UNO アンプ内蔵のオールインワン
- 9万円以下 何でもできる万能機 bluesound NODE
- 9万円以下 Silent Angel M1T‐4GB ミュージックストリーマー
- 16万円以下 TEAC NT-505-X DAC搭載ネットワークプレイヤー
- 19万円台 ifi audio NEO Stream
- 20万円台 LUMIN M1 オールインワンネットワークプレーヤー
- Roon再生のかなめ、roonのコアをサーバーに!
- まとめ
ネットワークプレイヤーかトランスポートか、roonコアをどうするか!?
まずRoonを始めるにあたって大事なのは
「コア+アウトプット」をどうするのか?
多くの場合、もっとも簡単で安価に始めれるのはパソコンをコアとしifi audio ZENDACのようなUSBDACをアウトプットに選ぶ構成。
今回はさらに高音質を目指す方法として
アウトプットをネットワークプレイヤーとする構成で、下記の3つから選び事になります。
デスクトップオーディオを想像するとわかりやすいかも。パソコンはある程度の人は持っているだろうから
- ネットワークプレイヤー
- ネットワークトランスポート
- ネットワークサーバー
この時点でよくわからないんだけど・・
これから始める人には
ネットワークプレイヤーがオススメ
アンプ内蔵のオールインワンな商品もある
個人的に難易度順をにつけるとするとこんな感じで、下に行くほど難易度が高い
- ネットワークプレイヤー
- ネットワークトランスポート
- ネットワークサーバー
それでは一つづつ見ていきましょう
ネットワークプレイヤー
もっともわかりやすいのはネットワークプレイヤー。アンプやDAC搭載、またはその両方が搭載されているので物もあるので導入金額も安くなる。
しかしまたこの中でも安価なものから高価なものがあるので注意しよう。
ネットワークトランスポート
次はネットワークトランスポートです
ネットワーク情報をD/A変換せずにそのままデジタル出力します。
CDトランスポートのネットワーク番って感じ
メリットとしてはD/A変換を別の機器に任せることによって
- より高音質をめざせる
- アンプやDACが搭載してないので安いタイプもある
- 自分の好きなのDACやアンプが使える
- オーディオシステムの構成の自由さが増える
デメリットは必ず別途アンプやDACが必要な事
ネットワークサーバー
さぁここまできたらあなたはRoonマスター
もっとも難易度は高いけど構成の自由度がかなり豊富です。
パソコンをコアにしないのでパソコンを立ち上げる必要がなく、マウスもキーボードもいりません。まさにRoonネットワーク再生の理想形
パソコンの代わりになるのが特徴だね。確かにいちいちパソコン立ち上げるのもいやだし、リビングにパソコンがずっとあるのも確かにいやかも
基本は無音で、可動部も
ほぼないのでより高音質に
設計されている
デメリットは高価になりやすいことですが、
構成次第ではそうでもない可能性もあり楽しみな選択肢でもあります。
サーバーを使わずにリビングでマルチルーム再生でRoonを楽しむ
どうしてもリビングでメインにRoonを聞きたいけど
「リビングにパソコンは置きたくない!」
「サーバーも難しそうだし高いからいやだ」
こんなわがままな人は別室にRoonコアであるパソコンを置いてネットワークにつなぎ、リビングにRoonready対応のネットワークプレイヤーを配置しよう。
そうすればパソコンもおかなくて済むしリビングでも別室のPCデスク上でもRoonを楽しめる
パソコンを立ち上げる手間はあるのと必要とそろえる機材が増えるから今から始めるには不向きかな。
もともとメインとサブシステムのように2種類オーディオシステム持ってる人はいいかも
それではオススメ機器を実際に見ていきましょう!
\オーディオ専門店ならではの安心の高額買取!掘り出し物も見つかるかも!/7万円以下!ifi audio ZEN STREAM ネットワークトランスポート
圧倒的コスパのifi audioのZEN STREAM
5万円を切る価格ながらRoonreadyに対応し
Spotify、TIDAL 、qubuzなど直接ストリーミング再生が可能。
しかしながら値上げもあり66,000円に
ものすごくコンパクトなので
デスクトップにもオススメ
AirplayとChromecastも使用可能なので、今Apple musicやAmazon musicを使っていて、これからRoonを始めてみたい人には最適。
LANケーブル接続はもちろん、Wi-Fi接続でもPCM32bit/384kHz,DSD11.2MHzDSD256)まで対応しています。
特徴的なのが「Exclusive(排他)」モードの中から希望のモードを選ぶことができる機能。特定の使用モードに絞ることにより、最適化されよりパフォーマンスを引き出せます。
【レビュー】ifi audio ZEN STREAMを使ってみた結果!音質や使い方、設定方法を紹介!の記事では実際の使用感をレビューしていますので、ご覧ください。
8万円以下 ARCAM SOLO UNO アンプ内蔵のオールインワン
イギリスのオーディオブランド
ARCAM(アーカム)より2021年10月末に
発売されたばかりのネットワークプレーヤー
\77,000というか価格ながら
DAC、アンプが内蔵されているオールインワンの商品。
パソコンをRoonコアにしスピーカーを持っているならば、最も簡単にRoonが始められる。
アンプもDACもいらないと考えるともかなりお買い得に感じる
当然構成がシンプルになるのでマルチルーム再生や、サブシステム、メインシステムなど使い方の幅が豊富なのがいい。
【レビュー】ARCAM SOLO UNO Roon Ready対応おすすめアンプ内蔵ストリーミングプレーヤーの記事で詳しく紹介していますのでご覧ください。
9万円以下 何でもできる万能機 bluesound NODE
ネットワークオーディオ初心者から
ステップアップまで幅広いタイプの人にマッチする「bluesound NODE」
新型になり機能も増えたけど価格は8.5万円~10万円ほどに値上がり。
新機能が不要なら旧型のNODE 2iでも問題ありません。
新型NODEは全然在庫がない
旧型NODE 2iだど約7万ちょい
やっぱり目を引くのはその見た目で、オーディオらしからぬオシャレさでリビングルームに違和感なくマッチします。
下記の写真は旧型のNODE 2iですが、見た目は変わりません。
DAC内蔵でMQAにフルデコードで対応し、Wi-Fi、aptXHD対応の双方向Bluetooth接続や豊富な入出力で、もはや繋げないものはありません。
またスマホなどからairplayで音楽を飛ばしたり、ワイヤレスヘッドホンに音楽を送ることも可能。
機能が豊富なのでこれからどういうオーディオシステムを作るのか、決めかねている人にはオススメ
豊富なストリーミングサービスにも対応。
TIDAL、Spotify、Qobuzとミドルクラスからの機器にあるサービスは当然あり、そのうえAmazon musicの直接ストリーミングにも対応するまさに死角なし。
9万円以下 Silent Angel M1T‐4GB ミュージックストリーマー
完実電気(株)が 取り扱うハイレゾ音楽データを再生するミュージックストリーマーSilent Angel M1T‐4GB
NAS内の音楽データの再生、HDDをM1Tに接続すれば、HDD上の音楽データも再生可能。DSD256(11.2MHz), LPCM 768kHzまでのハイレゾ音源の再生に対応(USB出力のみ)。
Spotify connect, amazon Music, TIDALといったストリーミングサービス、Roon Ready仕様でMQAのコアデコードにも対応(USB出力のみ)
10万円以下ではかなりおすすめの商品。音質もストレートで変に色づけされてなくナチュラル。Amazon MusicもRoonも高音質に楽しみたい人にオススメ!
4GBと8GBの二つのバージョンがあり、違いは処理能力の差や細かな仕様の違いはありますが、通常使用は4GBで十分。
最初は再生がワンテンポ遅かったですが、アップデートで早くなり4GBでも再生が早くなりました。
Silent Angel M1 というDAC内蔵タイプもあるので
「ヘッドホン出力がほしい」
「DACを別途買いたくない」
こんな人は Silent Angel M1 を買うのもありでしょう。
【レビュー】Silent Angel M1T-4GB Amazon musicもRoonも高音質に使いたいならコレ!の記事で詳しく紹介していますご覧ください。
16万円以下 TEAC NT-505-X DAC搭載ネットワークプレイヤー
NT-505-XはA4サイズの筐体に、最新のデジタルオーディオ技術とネットワーク技術を融合させた
「デュアルモノーラルUSB DAC ネットワークプレーヤー」
価格は約16万円。
最大DSD 22.5MHz、PCM 768kHz/32bitに対応した高性能 DACを左右に1基ずつ搭載。DACをモノラルモードで 使用することにより高S/N値を獲得。
OpenHomeに対応しているのでRoonだけでなく、TEAC HR StreamerをはじめとするOpenHome対応のコントロールアプリも使用できます。もちろんUSBによるデータ再生も可能です。
ストリーミングサービスはSpotify、TIDAL、Qobuz、TuneInに対応。MQAのデコードにも対応しています
だいたいここら辺がはミドル~ハイエンドの基準なんだろうね
BGM等スマホからのカジュアルな再生も可能です。Bluetoothは48kHz/24bitで通信が可能なQualcomm® aptX HDに対応
詳しくは【レビュー】TEAC NT505X Roon Ready対応USB/DACネットワークプレーヤーの記事で紹介していますのでご覧ください。
19万円台 ifi audio NEO Stream
ifi audioZENのZEN STREAMの上位版であるNEO STREAM。
フラッグシップらしく正面には微細なTFT液晶を備え、視覚的に音楽情報やアルバムアートを確認できるのでとても便利です。
ストリーミング再生や接続したHDD等の音楽も再生可能で、下記の再生方法に対応しています。
- Roon Ready
- DLNA/UPnP/OpenHome
- TIDAL Connect
- Spotify Connect
- Apple AirplayApple
- HQPlayer
- NAS
バーブラウン社製DACチップを搭載し、DSD512/22.6MHz、PCM768kHz/32bit、MQAフルデコード対応とフォーマットはフラッグシップらしい構成となっています。
またデジタル出力が豊富で対応できないものはほぼなさそうです。
USB-C (前面) |
USB3.0-Aポート x2 (USB2.0対応) |
S/PDIF 光角 (PCM 最大192kHz, 24-bit)S/ |
PDIF 同軸 (PCM 最大192kHz, 24-bit) |
AES/EBU (XLR – single link, PCM 最大192kHz) |
I2S-HDMI端子(PS Audio対応) |
珍しいのはネットワーク入力に、他にはないM12接続やオプティカルLANを持っているところ
特にオプティカルLAN接続は直接光ケーブルをさせるようになっており、OptiBox(光変換器)と光ファイバーケーブルがNEO Streamに同梱されているのはすごすぎます。
OptiBox(光変換器)を使用することで、高品質のデジタルオーディオで接続し、超高速データ転送と、距離による劣化の少ない超解像度オーディオのビットパーフェクト伝送を可能にします。
データ再生は光絶縁でかなりの高音質化が見込めるのですが、通常はとても高価
20万円台 LUMIN M1 オールインワンネットワークプレーヤー
DAC+クラスDアンプ を搭載している
オールインワンネットワークプレーヤーで
価格は約21万円
ハイエンドクラスの機器のイメージがあるのですが、この20万円以下という価格帯では間違いなくトップクラスの音質。
高音質でDAC+アンプ内蔵で
この価格はかなりコスパがいい
ヘアライン仕上げも美しく
高級感たっぷりです
Leedh Processingによる情報損失のない音質を実現し最大384kHz/32bitまでのPCMとDSDの再生に対応。DSD、FLAC、WAV等の多彩なフォーマットに対応し、MQAもサポートする。
Spotify 、TIDAL、Qobuz 、AirPlayに対応。入力はLANとUSBでUSBデータの再生も可能ですが、パソコンを接続することはできません
完全にネットワーク再生専用機だね
ディスプレイがあるのもわかりやすい
色は2色展開でブラックとシルバー、ブラックの方が2万ほど高いです。
本体サイズは361mm (W), 323mm (D), 58mm (H)で重量は4.5kg。ipad用のLIMIN専用アプリがあり操作性の良いものになっています。
Roon再生のかなめ、roonのコアをサーバーに!
Roon再生の到達点 Silent Angel Z1 ミュージックサーバー
Roon再生における到達点の一つとして
RoonコアをパソコンからRoonサーバーへと置き換える方法です。
それを可能とするZ1はSilent Angelの開発したネットワークオーディオ用OS「VitOS」を搭載したミュージックサーバーです。
サイズは200mm x 200mm x 65mm
重量3.75 kgと非常にコンパクト、色はブラックとシルバーの2色展開です。
金額は24万円程度(ストレージなし)内蔵ストレージつきは値段が上がりますので注意しよう。
ネットワークを介して操作できる
mac miniみたいな感じ
非常に質感が高い
航空宇宙産業で使われているアルミ合金を
トップパネルに鏡面仕上げのステンレス鋼をボトムに採用。
Silent Angleオリジナル工法で削り出し音質劣化の大きな原因となる外来ノイズの飛び込みや回り込みを最小限にします。
入力はLANケーブルのみでUSB端子は
DAC出力用とHDDなどストレージ接続用です。
HDMIはサービスようなので使いません。
同一ネットワークにZ1サーバーとRoonready対応ネットワークプレーヤーを接続すれば音源を再生できます。操作はすべてタブレットになります。
サーバーのZ1とトランスポートのZEN STREAMを組み合わせれば音質のいいCDプレーヤーにも対抗できるでしょう。それでいて聞ける曲は比べ物にならないくらい豊富
【レビュー】Silent Angel Z1 roonのcoreをサーバーにステップアップ!の記事で詳しく紹介していますのでご覧ください。
Roon純正 Roon Nucleus Rev.B ミュージックサーバー
最後はやはり安心のRoonが開発している
Roon Nucleus Rev.Bミュージックサーバー。
ハード、システム、ソフト、Roonを作成したのと同じチームによって調整され開発されているので最も高性能、電力効率の高いRoonコアになりえる。
Nucleusにはファンや可動部品がないのでノイズ、静音性にも優れています。入力は有線LANのみで、Roonサーバー専用品。USBはHDDストレージ用とDACへの出力用です
Roonサーバーで高くても純正が
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まとめ
いかがでしたか?Roonready対応
ネットワークプレーヤーは、自分の持っている機器や最終的な構成から、コアとアウトプットを考える。そしてプレーヤーなのかトランスポートなのかサーバーなのか選定しましょう。
それではまた~
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