完実電気(株)が 2021年12月13日 に新商品
ハイレゾ音楽データを再生するDAC内蔵の
Silent Angel M1Tミュージックストリーマーを
発売いた。市場価格は¥121,000 (税込)ほど
Roonによるオーディオ再生が注目され
Roonready対応品が各メーカーから次々と発売されています。Roonを詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
確かにRoonは高音質で音楽情報のサーフィンを楽しむ素晴らしい物ですが、
Roon自体が日本で正式にサービスがないのでハードルが高いのも事実です。
サウンドバーや内蔵スピーカーなどは別として
AmazonMusicは日本での
ハイレゾストリーミングサービスの
利用者は多いのにAmazon Musicに対応しているネットワークプレイヤーは結構少ない。
エントリー機にはあるけど
ミドルクラスの高音質機には
だいたい対応していない
もう少し安いネットワークトランスポートのZEN STREAMはAmazon musicには対応してないもんね。10万円を超えるミドルクラスで Amazon music に対応してくれるのは珍しい
そんなAmazon music 利用者難民を
救済するのが
Silent Angel M1Tミュージックストリーマー
Spotify、TIDAL、Amazon musicと対応し
MQAやRoonreadyにも対応しているので、後々に高音質再生やRoonを始めてみたいというステップアップにも最適ですね
他のRoonReady対応ネットワークプレーヤーはこちらからどうぞ
それでは紹介していきます
外観やスペック
外観はいたってシンプル、アルミ削りだしの
ヒートシンク等排熱対策や、各回路の最短化でノイズ対策はきっちりされ高音質設計されています。
ただ10万を超える商品にしてはもう少し高級感が欲しいところ。
でも幅155mm x 奥行110mm x 高さ50.4mmのサイズ感はすごいよねものすごいコンパクト
背面には接続端子が並んでいます
トランスポートなのでアナログ出力はありません。入出力は光入力はありませんが、その他デジタル出力やUSBなどの入力系統は豊富でどちらかというと業務用途に強そうですね。
NAS内の音楽データの再生は勿論
USBストレージにHDDを刺せば
HDD上の音楽データも再生可能
電源はACアダプターで5V/2A
リモコンはありませんのでiOS/androidデバイス用アプリ「VitOS Orbiter」を使って操作となります。Roonを使えばRoonアプリでの操作です。
オペレーションボードはGigabit Ethernet
1000Mbps対応で高速インターフェイスを搭載し、OSには、Silent Angelが開発したVitOSを採用。
オーディオ信号のデータ情報を分析しDAコンバーターへと送りこみます。
スペックは下記の様になっています。サイズもかなり小さく重量も軽いです
インターネット入力は有線LANのみなのでWi-Fiでのワイヤレス通信はできません
寸法 | 155mm x 110mm x 50.4mm |
重量 | 1.63 kg |
デジタル出力 | AES/EBU I2S Coaxial(PCM 384KHz,DSD128) USB(PCM 768KHz,DSD256)、 |
入力 | USB3.0×1/USB2.0×2 (外部ストレージ RJ-45(1000base-T) |
電源コネクター | 5V/2A |
最大消費電力 | 10W |
電源 | 100 V 50/60Hz |
電源はACアダプターですが、5V/2Aの要件を満たせば外部電源を利用できます。
Amazon music対応のネットワークプレイヤーは少ない
これはもう市場の流れなのかエントリークラスで多少あるくらいで、ミドル~ハイエンドになっていくとみ対応になり、qobuz,TIDAL,sptifyのような構成でRoon対応、というような商品が多いのは事実。これは今の高音質ネットワークプレイヤーの基準になっている
まぁHEOSアプリの操作性も
悪いのもあるよね
それでも日本ではAmazon music使用者は多いし、Roonに二の足を踏む人も多いはず。
その中でもDENON BNP-800NEなんかは、Amazon music利用者にはとてもいい商品です
要はエントリーとミドル~ハイでの
棲み分けのような感じになってる
なので、Silent Angel
ミュージックストリーマー M1Tは
10万を超える機器なのにAmazon musicに
対応しているのは、とても貴重なんです。
Roonという高音質再生ができるのにAmazon musicを使うのはあんまりないんじゃ?
このような疑問もあるかと思うのですが
Roon+TIDALで月3000円の
ストリーミングサービスをいくら高音質だから
といってずっと使い続けれるか?
と考える人もいるかと思う。
それに外ではAmazon musicや
apple musicを使い、家ではRoon
のような使い方は多いと多う
だからこそミドルクラスに入っていくこの価格帯で、Amazon musicにもRoon readyにも対応しているSilent Angel M1T は貴重ともいえる。
このくらいの価格帯で両方に対応してるのは値段は少し違うがbluesoundのNODE 2iくらい
DAC内蔵ネットワークプレイヤーも発売 Silent Angel M1
「Silent Angel M1T」は
ネットワークトランスポートなので
別途D/Aコンバーターが必要になる。
「Silent Angel M1」はD/Aコンバーター内蔵なので、別途購入する必要がなくなる。
DACを持ってない人はこちらを選ぶのもありだけど値段がかなり跳ね上がる。外観はほぼ一緒です
DACはMQAのデコードに
対応してる、流石ですね
前面には6.3mmヘッドホンジャックが追加され、ディスクリートで電流帰還型を採用。高いドライブ能力があります。
まとめ:ハイエンドへの入り口のネットワークプレイヤー
SILENT ANGEL MITやM1はエントリーからミドル、ハイエンドとの間をうめるちょうどいい価格帯の高音質のネットワークプレイヤー。
ミドルからハイエンドクラスなのにAmazon musicにも対応し、Roon ready、MQA対応とトレンドが全部含まれている。
AmazonmusicのultraHD音質は
Airplayでは対応してないからね
これからRoonに行きたいけどAmazon musicをまだ使う、でもAmazon musicをCD以上の音質で聴きたい欲張りさんにはオススメですね!
また最近ではメモリ4GBで値段が3万円ほど安いバージョンも発売されました。別記事でレビューしていますのでご覧ください。
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