映画を見てると効果音や、BGMに紛れてセリフが聞こえづらく、日本語吹き替えにしたのに日本語字幕つけちゃう、なんてことありませんか?
でも、セリフ聞こえないから音量上げると、セリフも大きくなるけど効果音やBGMの音量まで上がってうるさくてまた音量下げる。まさに負の連鎖
これは5.1chでセンタースピーカーに振り分けられてる音が、フロントスピーカーからBGMや効果音と共に出てしまうからだ
TVによってはマルチチャンネルかステレオと音声切替できるものがありますが、入力ソースがステレオでない限り根本的には解決しない
これを解決するのがセンタースピーカーだ
でも センタースピーカーってレビューがあまりなく、視聴もなかなかできないんだよね
購入や買い替えしたくても種類も値段も結構あるもんね
そこで今回はオススメのセンタースピーカー
「DALI OBERON VOKAL」を紹介します。
センタースピーカーを導入し、映画館のようなセリフの聴きやすさ、迫力を体感し、より映画、ゲームライフを充実させちゃいましょう
結論
DALI OBERON VOKALは最高にちょうどいい、センタースピーカー!そして導入することで
セリフが明瞭に聞きやすくなり、 音の出力も格段に上がりました。
同じDALIのSPEKTORやOPTICONシリーズと悩んだんですが、SPEKTORより感度がよくウーファー130mmと大きいのでよりセリフの迫力がありリアルな息づかいも再現します
またバフレスがフロントポートなので、より音圧を体感でき壁に寄せやすく、ラック等にも収納できる設置性もいいですね
それだったら OPTICONのほうがもっといいのかな?
ただOPTICONだとでかすぎて、TVに被る人が多いはず。壁掛けや低いTVラックならいいけど、性能とサイズ感がちょうどなのが、OBERON VOKALと思うよ
何より値段が結構違う。
サイズ感はとても大事なので注意しましょう 。特に聞きやすくするためセンタースピーカーを傾けることもあるので、でかすぎるとTVに干渉しやすくなる
またTVや音楽については基本ステレオソースなので、AVアンプ側のピュアやダイレクトモードだとセンタースピーカーからは音は出ないので、AVアンプ側でマルチチャンネルに変更しましょう。
ただ、マルチチャンネルモードは、すべてのスピーカーから音を出すだけでセリフだけをセンタースピーカーに振り分けてるわけじゃない。セリフの聴きにくさは解消しない
AVアンプや合わせるフロントスピーカーのオススメはこちらから
外観やスペックを見ていく
周波数特性(±3dB) | 47~26kHz |
感度(2.83V/1m) | 89.5dB |
推奨アンプ出力 | 25~150W |
ツィーター | 29mmソフト・ドーム |
ミッドレンジ/ウーハー | 130mm/SMCウッド・ファイバーコーンドライバー x 2 (ダブルウーハー) |
エンクロージャー・タイプ | バスレフ型(フロントポート) |
外径寸法 | 161mm x 441mm x 295mm |
本体重量[kg] | 7.45kg |
周波数特性は下が47HzからとSPEKTORより低音方向が広く、実際に低音の迫力は結構あります。
インピーダンスは4ΩでOBERONシリーズでは、OBERON VOKALのみ4Ωです
バスレフ型はフロントタイプでの方が音が前に出やすく、音圧が結構あるのでセリフに深みが増し、壁に寄せれるので設置性にも優れている
サイズは高さ
161mm × 幅441mm × 奥行295mmで
AVアンプくらいの大きさです。
表はこんな感じです!オシャレですね
色は4色ありこれはウォールナットです。
カバーを外すとこんな感じです。
バスレフ型(フロントポート)があり、130mmのダブルウーハーとなっています
奥行、高さとも結構あります。テレビラックに収まるか必ずチェックしましょう
設置するとこんな感じです。
TVは55インチで、フロントスピーカーはOBERON5です。バランスはこんな感じで結構大きいのがわかります
導入にあたって
- なぜセンタースピーカーが必要か?
- セリフが聞きにくい
- 音量も上げると効果音も上がりさらにセリフが埋もれる。
- 大画面だと左右のスピーカーに距離が広くなり、音が中抜けする。
そして複数人の場合、皆がベストな中央にいるわけではないのでベストの位置にいなくても、中央から聞こえやすくするためですね。
- 特徴としては?
- ツイ―ターとウーファーの2WAYが一般的
- 左右対象のものが多い
- 高音、中音、低音に分けた3WAY
- サイズも大きくなり、値段も高くなる(サイズは超重要です)
以前はONKYOの D-108Cというのを使用していました。
その時の検討のポイントとしては以下のような感じです。
- 上限は5万円
- フロンスピーカーとメーカーを合わせる
- サイズを大きくする
- インピーダンスは4~6Ωであること
費用もだいぶ以前のよりステップアップしてますが、中途半端に上げるより思い切り上げた方が変化が分かりやすいと思ったからです。
センタースピーカーの選び方
上記を踏まえて選ぶときに私が注意した点を説明します。
サイズ
めちゃくちゃ重要です!
なぜかというと
- 小さいと
- 音の迫力に欠ける
- 聞きやすさの変化にしょんぼりする(笑)
- 所有欲を満たせない
- 大きいと
- そもそもテレビの下部に置けない
- テレビに干渉する
- 極端に下に、上に置く。そして違和感が大きくなる。一番問題なのがこの大きすぎる場合です。
なので、私は下のような感じで感じで壁掛けにしてOBERON VOKALが
入るようにスペースを作りました。
壁掛けについては別記事で紹介してます。
そしてこのように収まります。
セッティングの基本としてテレビの下部に置き、ツイーターの高さをフロントスピーカーと合わせるのが理想と言われますが、見てわかる通り絶対あいません(笑)
なので下にインシュレーターなどを置いて上を向けましょう
無理に合わせるとTVを上げるしかなくなります。そうすると見上げるようになるのでつらい
オススメのセンタースピーカースタンド
センタースピーカーは直置きするより、スタンド等で音の放射角度を上向きに傾けた方がより耳にフォーカスされて聞きやすくなります
おススメは同じDALIのDALI WEDGE
値段も安いし制振対策もできるのでオススメ、硬質ゴムのような素材
こんな感じで3.6度傾けます。他のセンタースピーカースタンドだと、傾きと単純に背丈も大きくなるのでこれくらいがいい
実はデスクトップオーディオのスタンドとしても使えて便利、二枚買っても1万だしね
価格
これはフロントスピーカーに合わせるといいと思います。それより高いのはいらないかと。なぜかというと、これは一般人の感情なのですが
- フロントスピーカーに比べて音が出る機会が少ない
- 2chであるステレオ音源の時なんて全く音を出していない
- 特に音楽やTVの時のピュアダイレクトの時など
- 基本セリフなので価格相応なのか判別しづらい
インピーダンス
簡単に言うと音のなりやすさですね。AVアンプ側に適合インピーダンスというのがありますので確認しましょう。
一般的4~6Ωを選べば問題ないと思います。フロントスピーカーと合わせた方がいいのですが、4Ωと6Ωなどであれば特に気にしなくて問題ないです。
他に検討したものは
同じメーカーということで
- 上位 OPTICON VOKAL \70,000くらい
- 下位 SPEKTOR VOKAL ¥22,000くらい
OPTICON VOKALも素晴らしいと思うのですが
- 金額が高い、おおよそ\70,000くらい
- サイズがさらに大きくなる
- 見た目がアンバランス
こんな理由で今回は見送りました。というか、なにより思ったのがYouTube等で上位のOPTICON VOKALと下位のZENSOR VOKAL(SPEKTOR VOKAL)の聞き比べやってたのですが
私には全然違いが気づけなかったからです・・・(´;ω;`)
YouTubeの音源だからというのもあると思うのですが。
全然違いますよね!とレビューされても、え?え?ってなりました(笑)2万と7万の違いなのに・・・
というわけで中間のOBERON VOKALを選んだわけです。
永遠の論争 センタースピーカーは必要かについて
これはよく言われるのですが
私個人の意見なのですが下記のようなことから生まれる論争だと思います
- そもそもフロントに比べて鳴ってる機会が少ない、テレビや音楽などステレオソースだと全くなってない。
- 何万も出したのに動いてないよねと思う→もったいないか無理やりマルチ再生で使う→
- バランス取れなくて違和感が増幅→外した時に、あれ?なくてよくない?となる
- フロントスピーカーがある程度良ければ中抜けせず真ん中に定位する
映画館のように画面広くないからね
ようは、フロントスピーカーがある程度良く
セッティングできちんと真ん中に定位できるなら・・無くてもっていう前提の話かな。
でも、5.1chとかのソースが多いのならば絶対にあった方が幸せになれると思います。
まとめ
- OBERON VOKALはステップアップにも最初の導入にもおススメ!
- サイズはしっかり調べてTVの下におけるか確認しよう!意外と大きめです
- メーカーを合わせると音色は合いやすい
- 適合インピーダンスは手持ちのAVアンプを確認しよう
では、素晴らしきオーディオライフを~!
コメント
重箱ですが、 〜ずらく になっています
コメントありがとうございます。いえいえ指摘ありがとうございます。