サウンドウォーリアのヘッドホン SW-HP300をレビュー!SW-HP20との違いはいかに!?

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皆さん、お気に入りのヘッドホンはありますか?

ヘッドホン選びってヘッドホン初心者には意外と難しく、入門機からハイエンドまで様々なメーカーが出していて価格帯も何千円~何十万円まで豊富です。

よしか
よしか

価格だけでなくインピーダンス、側圧、重量、デザインなど悩みは膨らむばかりです。

そんなあなたに軽くてリーズナブルで高音質と三拍子そろった、メイドインジャパンのサウンドウォーリアのヘッドホン「SW-HP300」を紹介します。さあ楽しいヘッドホンライフの始まりです!

この記事はこんな人に向けてです
  • ヘッドホンはあまり使ったことがない初心者
  • できれば2万円くらいで探している
  • 普段はスマホ等で聴き、ヘッドホンアンプは持っていない
  • サウンドウォーリアシリーズを持っているからヘッドホンが気になる
  • サウンドウォーリアシリーズのヘッドホンの違いが知りたい

サウンドウォーリアとは?

長野県上田市に本社を置く、音響・通信機器の研究開発型 製造メーカーです。

知る人ぞ知るオリジナル音響ブランド、Sound Warriorシリーズを手掛けオーディオ入門機的位置づけで質のいいものをリーズナブルをモットーに開発しているメーカーです。

shureやゼンハイザーなど海外勢に負けず頑張ってほしい

ヘッドホンの選び方

まずはこれが基本なので確認しましょう。自分が何を基準に選ぶかですね。

項目としては下記の内容を考えてみましょう。簡単なものに絞っています。

  • サイズ・重量
  • インピーダンス
  • 開放型か密閉型
  • プラグ形状
  • ケーブルの脱着は可能か?

サイズ・重量

まずオススメのサイズ感は耳を覆う、オーバーイヤー型オンイヤー型に分かれるのですが、間違いなく音質面でも装着面でもオススメはオーバーイヤー型です!

よしか
よしか

オンイヤー型はマジで耳が痛くなる

重量はとりあえず長時間使用や持ち出すこと考えたらできるだけ軽い方がいいです。オーバーイヤー型は大型で重いものが多いですので注意しましょう。

インピーダンス

抵抗値の事で簡単に説明すると下記のような感じです。

  • インピーダンス高
    • 音の再現性に有利でより原音に近い
    • 高い電圧が必要なためヘッドホンアンプが必要になる
    • スマホ等では音量が小さくなりほぼ聴くのは無理
    • モニタータイプには向いてる
    • 高級機に多い
  • インピーダンス低
    • スマホなどでも直刺しでちゃんと満足できる音量がでる
    • 音の再現性には少し劣る
    • ヘッドホンアンプが不要
    • 安価なものが多い

とりあえず入門クラスのオススメは、インピーダンスが低いものを選びましょう

用途が決まってないのに口コミだけで、300Ωのようなヘッドホンを買わないように注意しましょう。

音が鳴らしにくいとか鳴りやすいはこういう事なのね

よしか
よしか

基本的には高音質なものは高インピーダンスで低能率と言われてる。でも大事なのは用途だよね

開放型か密閉型か

大きくはこの二つに分かれます。

  • 開放型
    • 音の抜けがよく中高音域が得意
    • 空間表現が得意
    • 聞き疲れしにくい
    • 低音が弱め
    • 音が外部に漏れやすい
  • 密閉型
    • 遮音性能が高く音漏れしにくい
    • モニターライクな使用に適している
    • 低域が豊富で迫力のある音
    • 細かい音が聞こえやすい
    • 籠る感じに聞こえることもある

プラグの形状とケーブル脱着可能か?

プラグの形状としては3.5mmステレオミニプラグか、6.3mmステレオ標準プラグがあります。

スマホやパソコンなど通常使用が目的なら3.5mmステレオミニプラグを選びましょう。

ケーブルは脱着式の方が断線時やより高音質にするためのリケーブルの楽しさが味わえます。

スペック、外観

それではスペックを見ていきましょう。せっかくなので聞き比べのための同社のシリーズで比べてみましょう。

SW-HP300SW-HP20
形式セミオープン・エアー・ダイナミック型密閉ダイナミック型
インピーダンス40Ω/1kHz40Ω/1kHz
周波数特性10Hz~35kHz10Hz~35kHz
出力音圧レベル102dB/1kHz,1mW101dB/1kHz,1mW
総重量約230g(本体のみ)215g(本体のみ)
ヘッドバンド材質ビニールレザービニールレザー
シェル素材ナイロン樹脂ナイロン樹脂
金額約\22,000約\19,000

値段はほとんど変わりませんが、音の傾向と若干素材も違うので見ていきましょう。付属品としては下記の物がついています

  • 脱着可能なφ3.5mmステレオミニプラグ接続コード(長さ1.2m)
  • Φ6.3mm標準プラグ変換アダプター×1
  • 延長コード(長さ2m)

ヘッドバンドの素材はビニールレザー、シェル素材はナイロン樹脂になっています。側圧はきつくなく、装着感はかなりいいです。長時間の装着も問題なさそうです。

左のSW-HP300はセミオープン型で右のSW-HP20は密閉型になります。ハウジング部分が異なる形状になっています。その他の形状素材は、ほぼ一緒です。

見た目はとてもシンプル。華やかさやオシャレさはないですがワレや劣化少ないナイロン素材のケースシェルや、油性劣化しにくいポリウレタン製パッド類で耐久性は高そうです。

私はこの少し武骨なフォルムも好きです。

よしか
よしか

ワイヤレスヘッドホンは400グラム近くあるのでこの軽さにも感動します。

SW-HP300もSW-HP20も脱着式ケーブルを採用しています。
別途リケーブルで音の変化や高音質化も可能です。純正でバランス型XLR接続コードもあるので、バランス接続対応のヘッドホンアンプを持っていれば色々楽しめそうです。

サウンドウォーリアではヘッドホンアンプもあるので、同シリーズでそろえるミニマムデスクトップシリーズをそろえられます。

音質について

今回聞き比べしたのは以下の方法で聞き比べました。ヘッドホンアンプがなかったの同シリーズのD/AコンバーターのSWD-DA20のヘッドホン端子に接続しました。

SWD-DA20については別記事にありますので良ければご覧ください。

  • PC→USB→D/Aコンバーター SWD-DA20→SW-HP300
  • PC→USB→D/Aコンバーター SWD-DA20→SW-HP20

SW-HP300の感想としてはセミオープン型ということで密閉型のいいとこも引き継いでいて、開放型らしい空間表現がものすごく上手です

特に中高音がきれいで広がりもあるため、クラシックやジャズ、ボーカルがあってるように感じます。手嶌葵やaimerなど特徴的な声とかを綺麗に表現します。

SW-HP20の密閉型との違いですが、SW-HP20の方が本来は低域や重厚感はあるはずなのですが同じ価格帯なのにSW-HP300は完全上位互換のような感じですね。

二つで迷ってるならSW-HP300はの方をおススメします。

よしか
よしか

SW-HP20は少しこもってるように聞こえます

ちなみにiPhone12に直刺しして聞いたのですが、インピーダンスが低いので特になりにくいなど

音量不足になる感じはなかったので、その点でも使いやすいですね。

あとワイヤレスヘッドホンと悩んでる方は、音質重視なら4万のワイヤレスヘッドホンより2万の有線接続のヘッドホンの方が音は確実にいいです。

使い勝手、利便性はワイヤレスヘッドホンですね。

まとめ

ゼンハイザーやshure、SONY、AKGなどと比べると知名度は低いですが、価格を考えたらそれらに負けず劣らずのいいヘッドホンだと思います。

メイドインジャパンなので品質や装着感もよく考えてあります。

デメリットと言えばやはり上記のメーカーに比べると、高級感やデザイン性はちょっと劣るかなーと思います。

  • SW-HP300はヘッドホン入門機にオススメ
  • ヘッドホンアンプなしで、スマホに直刺しでも十分高音質
  • 重量が軽く、ケーブル脱着できるので持ち運びも楽
  • 別途純正バランス接続ケーブルで高音質化できる
  • 中広域がきれいで空間表現が得意、ボーカル、クラシックなどに向いてる
  • 同じシリーズのSW-HP20やSW-HP100の完全上位互換
  • 同社のSWD-HA10はさらに高音質にできます

それでは良いオーディオライフを~!

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