皆さんこんにちは、よしかです。
オーディオファンの間では
「ACアダプタは音が良くない」
「アナログ電源に変えると音質が良くなる」
ってはなしをよく耳にしますよね。
でもオーディオライト層としては、いやいやたかが電源でしょう?何万も払う価値あるの?オカルト的な話でしょ?ってなりますよね。
そんな悩めるあなたにサウンドウォーリアの「SWD-PS10」をレビューしていきたいと思います。
これを読むことで電源を変えることによって、どうなるかがわかりますよー!
結論
先に結論を言うと
確実に音質は良くなります!
もともと私も、この手の電源が音に影響を及ぼすというのはよく耳にするのですが、全く信じていませんでした。
なんせ電力会社によって音が変わるという、オカルト的な話もあるオーディオ業界なので(笑)
ただ、音質は良くなりますが好みの音なのかは別問題ですので、個人の好きな音楽ジャンル好みの音により評価は変わるとおもいます。
それと費用対効果だよね。値段に釣り合わないといくら良くなると言われてもね。
そうだね、コスパや音がどのように変化するのかを知りたいですよね
ということで、それでは外観等含めて紹介していきます。サウンドウォーリア商品が気になる方は公式サイトをご覧ください。
外観やスペック
それではスペックを見ていきます。
電源なので気を付けるべきは、自分の持ってる機器と出力電圧があっているかということです。
入力 | AC100V(50/60Hz) |
定格入力容量 | 115VA |
出力 | 12V×3回路 15V×2回路 |
定格電流出力 | 12V 0.7A×3回路 15V 1.2A×2回路 |
サイズ | 約W210mm×H68mm×D250mm |
重量 | 約3.3kg |
見た目以上に重さはあるので結構ずっしりします。
つくりはしっかりしていますので箱の強度は高そうです。正面には電源ボタンのみですね。
側面は排熱のスリットがあります。奥行きはそこそこあります。nmodeのX-PM3と同じくらいありますね。
背面の出力ポートは合計5つ並んでいます。
それぞれのDC出力端子は
SW Desktop-Audioシリーズ用となっていますが、他メーカーのアナログ強化電源としても問題なく使えます。
試しにnmodeのX-PM3と接続しましたが、問題なく動作します。
ifi audioのZEN blueにも使えるかなーと思ったら5Vだったので接続不可でした。
X-PM3やZEN blueについては別記事にありますのでご覧ください。
付属品はAC電源コードと、出力用のDCコードが5本ついてきますのですぐに手持ちの商品と接続できます。
同じサウンドウォーリアのD/AコンバーターのSWD-DA20とのサイズ感はこんな感じでだいぶ違います。
SWD-PS10一台でSW Desktop-Audioシリーズ5台すべての電源をまかなえます。
オーディオの電源を変えることによる音質の変化
それではACアダプタから、SWD-PS10に置き換えることによる音質の変化を見ていきましょう。
置き換える機種はサウンドウォーリアの
SWD-DA20のD/Aコンバーターにします。
構成は下記の図のようになります。
接続の準備がわったらソフト側の設定をちょっと行います。
- 「Amazon Music HD」のWindows向けデスクトップアプリケーション使用
- ultra HDの曲を使用
- 排他モード使用
排他モードってなに?
排他モードってのは、PC内の音の劣化の原因のカーネルミキサーを通さずに、USB DACなどのオーディオデバイスを占有して、排他的に利用させる機能。音が結構かわるのでわからなくてもONにしとこう。
デバイスはサウンドウォーリアになってるのか確認し、下の方の排他モードをONにして音楽を聞いてみましょう。
藤井風の優しさという曲を試聴しましたが
全然違う!まじか!?
これがもう第一印象です。オーディオライト層の私でも違いに余裕で気づけます。
まず音のクリアさが全然違う。ACアダプタの時のこもったような感じが取れます。ボーカル曲は特に違いがよくわかります。
楽器とボーカルの分離がよくわかるようになり
声が前面に出てくるイメージです。アーティストの声を聴いているって感じです。
しかし、このノイズが取れてクリアになるのが、ロック系の曲と相性があるのか、気持ちおとなしくなったイメージを持ちました。歪みやノイズが、ある意味特徴の曲は少し損しそう。
この辺は好みの世界ですね。どちらにせよ低域も伸びて、重厚さもますので個人的にはあった方がいいかな
その他の使用感
本体の特徴でもあるんですが、電源トランスにRコアトランスというのを使用しています。
nmodeのX-PS3というアナログ強化電源もコレを使用しているのですが、薄型で発熱量が少なく、かつ低損失なので全然熱くなりません。
電源部で発生する歪み、オーディオ回路への磁気的な影響を解消するそうです。
価格は?中古とかはどう?
正直価格は安くはない、電源に対して効果があるのか迷ってる人には高めかなと思う。
確かに劇的に効果はあるがオーバースペックでは意味がない。少し他社と比較してみる。
SWD-PS10 | nmode X-PS3 | iPower Elite | |
---|---|---|---|
入力 | AC100V(50/60Hz) | AC100V(50/60Hz) | AC100V(50/60Hz) |
定格入力容量 | 115VA | 110VA | ー |
出力 | 12V×3回路 15V×2回路 | DC15V 1.2A 2回路 DC15V 0.8A 2回路 | 5V:5V/5A 12V:12V/4A 15V:15V/3.5A 24V:24V/2.5A いずれかの1回路 |
サイズ | 約W210mm×H68mm ×D250mm | W210mm×H62mm ×D250mm | 148 x 55 x 50mm |
重量 | 約3.3kg | 3.5kg | 550g |
金額 | \68,000ほど | \86,000ほど | \39,000ほど |
SWD-PS10が一番回路数が多い。
一台で五台まかなえるのは大きい。
SWD-PS10やX-PS3は回路数が多いのと、Rコアトランスの省電力、発熱量が少ないのは魅力。
ただ高いので、もう少し安くて持ってるACアダプタ製品が1台しかないので
あればiPower Elitもありだと思う。5Vまで対応してるのはうれしい。
ちなみに中古では全然出回ってないので、中古で探そうと思うとかなり時間がかかるうえに安くもないかもなので新品をオススメする。
メリット・デメリット
- メリット
- かなり音質の向上が得られる
- 配線がごちゃごちゃにならずすっきりする
- デメリット
- 値段が高い
- 変化する音質には多少曲の相性がある
- 中古ではみかけない
- ものが増える
まとめ
- ACアダプタからアナログ強化電源にかえると、素人でもわかるほど音質向上する
- 曲や個人の好みにより音質の変化が好きじゃないこともある。
- ボーカルやPOPSはクリアでこもった感じがとれる
- ロック系などノイズやゆがみが取れて良さが落ちることも
- 音の分離が良くなる
- 複数台の電源をまかなう必要がない人には高い
- オーバースペックの人にはiPower Eliteもありかも
検証した結果、オーディオは電源を変えることで音質向上は得られるということがわかった。
値段がもう少し安い廉価版があればいいかと思う。例えば出力が1から3個以内のやつとか。
皆さんも自分に合ったいい電源に変更すると、驚くほどかわるので使ってみるのもありですよ!
それでは良いオーディオライフを~!
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