AVアンプとプリメインアンプ両方使いたいって思ったことはありませんか?
ステレオソースだと音質は圧倒的にプリメインアンプだし
でも映画やゲームはドルビーアトモスとか体験したいしマルチチャンネルも捨てがたい
また入力ソースによっては
スピーカーを使い分けたい!なんてマニアックな方もいると思います。
でも実際にスピーカーケーブルを付け替えるなんて、とてもじゃないけどめんどくさすぎますよね
そこで今回はスピーカーセレクターで有名な
LUXMAN AS-50Rを紹介したいと思います。
これを使えば簡単にプリメインアンプとAVアンプを切替て併用できるし、もちろんスピーカーを使い分けるのもリモコン一つでできちゃいます!
結論
結論を先に言うとこの商品は
スピーカーセレクターっていう名前ですけど、アンプセレクターとしても問題なく使用することができる。
これで無事AVアンプとプリメインアンプを共存でき、TVや音楽、映画などによって簡単に切替て使うことができるので、映画や音楽ライフがはかどること間違いなし。
OFC ワイヤーによるディスクリート配線の
大型スピーカーリレーを使ってますので
体感的にはスピーカーセレクターを通しても全然音質に変化はありませんので気になってた人は参考になると思います
オーディオ専用ってことだね
また同時出力可能なスピーカーセレクターと違い、ノンショーティングタイプなので切替によるショートの危険性がすくないのもいい。
なによりリモコンが使えるのはかなり便利。
ソファから動かず切替できるのが最高ですね。
とはいえ、接続方法など使い方の注意点もありますので、詳しく紹介していきたい思います
外観とスペック
スペック
まずはスペックを見ていきます。
AS-50Rは最大3台の機器を切り替えて使えます
接点 | リレー切替(接点抵抗 15 mΩ、最大電流 AC 5A) |
切替数 | 3(+ー信号切替:BTL 出力アンプ対応) |
端子 | 真ちゅう製金メッキ仕上げ(バナナ端子、Y ラグ端子対応) |
DC 入力電圧 | DC15 V |
消費電流 | 140 mA |
端子部寸法 | ノブ径 13 mm、軸径 7.8 mm、軸穴内径 4.8 mm 端子間ピッチ 22 mm |
外形寸法 | 幅297 ×高さ 75(78.8)×奥行き 120(137.5)mm |
重量 | 1.8 Kg(本体) |
スピーカーセレクターの選ぶポイントとして切替数、 バナナ端子、Y ラグ端子が使えるかは大事なところ。
今回はAVアンプとプリメインアンプを切り替えて使うのが目的なので、切替数3で問題ありません
外観
まず正面から見ていきましょう。見た目はいたってシンプル
触った感じはちょっとざらついていて、光沢のないマットな質感のグレー。LUXMANのロゴが入っていますがお世辞にも高級感はない。
LUXMANってラグジュアリー感があるイメージなのにね少し残念ポイント
高級感があるのは上位機種のAS-55だね。配線材や外装などパーツもグレードアップしてます。高いけどね
正面にはスイッチ類が並んでいます
- スピーカーのセレクトスイッチです
- 同時にA.B.Cが入ることはない
- 電源ボタンはない、A→B→C→電源OFFの流れ
- SYSTEMインジゲーター
- 現在選ばれているものを示します
- 電源OFF時は全部消灯
- リモコン受信部
- ID切替スイッチ
- 本機を複数台使う場合IDを設定することで一つリモコンで操作できます
上部から見るとこんな感じでスイッチ類はないのですが、どこにつなぐべきかが印字されています
後ろを見ていきます。端子部が並んでいます、右下にはACアダプタによる電源入力端子があります。
端子は真ちゅう製金メッキ仕上げで、バナナ端子、Y ラグ端子対応なのでスピーカーケーブルの脱着が楽で音質にも有利です
スピーカーケーブルのつなぎかた
AS-50Rは2種類の使い方ができます
- アンプセレクター
- スピーカーセレクター
どっちに使うかで接続方法が異なりますので、大前提として下記の事に気を付けよう
アンプセレクターとして使う
今回はこのパターンでAVアンプとプリメインアンプを切り替えて使い、フロントスピーカーを共有します
そもそもそれぞれスピーカーをおけたらいいんだけど、そんなスペースはないからね
今回の構成はこんな感じです
それぞれについては別記事でもありますのでご覧ください
写真でも見るとこんな感じです、
L 側には左チャンネルのスピーカーケーブルを
R 側には右チャンネルのスピーカーケーブルを繋ぎましょう
スピーカーセレクターとして使う
アンプは1台で複数のスピーカーを切り替えて
使う場合は接続が異なりますので気を付けてください
スピーカーセレクターとして使う場合は下記のようになります
共有するものをCOMMONにつなぐ
ってのがポイントだね
メリット
AS-50Rのメリットはこんな感じです
- スピーカーセレクターやアンプセレクターとして2つの使い方ができる
- リモコンが使えるので離れた場所で切り替えれる
- ID設定して複数のAS-50Rを一つのリモコンで操作できる
- バナナ端子、Yラグ端子が使え、真ちゅう製金メッキ仕上げ
- 同時出力ができない
同時出力できないのはなぜメリットなの?
メリットでありデメリットでもあるんだけど
同時出力できないということは
ノンショーティングタイプなので切替によるショートの危険性が低いといこと。
要するにAとBが同時に入ることはないという事。家族が間違えて切り替えて壊す心配がない
下位のAS-5Ⅲはシューティングタイプで、切替がプッシュ式なので同時押しできてしまう
デメリット
AS-50Rのデメリットはこんな感じです
- 大型の5Aのリレー回路なので切替時の音はでかい
- 物理的に切り替えてるので回数を重ねることでいつか壊れる
- まぁ何万回も可能だろうけど
- ショートして固着したりすると切り替えれなくなるかも
- 見た目の高級感はない
- 値段が高い
- セレクターは構造が単純なので自作する人もいる
- ちょっとセレクターを試したい人にとっては高価
- やはりLUXMANブランドだからかな
- 電源がいる
- デメリットではないが同時出力は不可能なので気を付けよう
- そもそも同時出力はアンプに負荷がかかるからやらないほうがいい
AS-5Ⅲとの比較
AS-50R | AS-5Ⅲ | |
接点 | リレー切替 | リレー切替 |
切替数 | 3 | 4 |
端子 | 真ちゅう製金メッキ仕上げ(バナナ端子、Y ラグ端子対応) | 差し込み式(バナナやYラグ端子は使えない) |
ヘッドフォン端子 | × | 〇 |
電源 | 必要 | 不要 |
リモコン | 〇 | × |
外形寸法 | 幅297 ×高さ 75(78.8)×奥行き 120(137.5)mm | 240(幅)×65(高さ)×95(奥行き)mm |
重量 | 1.8 Kg(本体) | 750g |
同時出力 | × | 〇 |
タイプ | ノンショーティング | ショーティング |
値段の差は倍くらいなので自分に必要なものを選択しよう、ざっくり仕分けるならこんな感じ
まとめ
いかがでしたか?「複数のスピーカーを切り替えて音楽を聴きたい」「AVアンプとプリメインアンプを切り替えて使いたい」こんな悩みを持っている人は最高の商品だと思います。
とくにLUXMANという超有名ブランドだから安心して買える
ただ使用時、接続時には十分注意するべき所もありますので、気を付けて使用しましょう。
それではよいオーディオライフを~
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