皆さんこんにちは、よしかです。
なかなか忙しいこの世の中、腰を据えてゆっくり音楽に浸りたくてもなかなかできないものです。
オフィスや書斎のデスク上、旅行や出張先で
さっとセットでき、深いハイレゾの音楽の海に浸れるとしたら最高と思いませんか?
そこで今回はハイレゾ対応で今流行りの
DSDからMQAまで幅広く対応。コスパ最高のコンパクトDAC
ifi audio ZENDACを紹介します!
なにより値段が手ごろかつ高音質で、幅広いコーデックに対応してますのでこれからPCオーディオ始めたいな~という初心者にもオススメですよ!
iFi audioをもっと知りたい方は公式サイトをご覧ください。
※※2022年9月1日より33,000円(税込)に値上げになります。
結論
ニアフィールドに最適で、PCオーディオを体験したことのない人が、データ再生を簡単に体験できるコスパと高音質を両立した素晴らしい商品です。
なんせUSB挿すだけで設定が始まり
すぐ音が出せるから安心
サイズ感も手でガシッとつかめるくらい小さく
バスパワー駆動でき電源が
いらない
という省電力性がどこでも持ち出して使える気軽さを増してます
出張中のホテルやオフィスの
デスクに置き、休憩中に上質な
リラックスタイムを作れる
また32ビット/384kHzまでのPCMとDXD
DSD256、MQAに対応してるので
- Amazon musicHD
- アップルミュージック
- TIDAL
- Spotify
のようなハイレゾストリーミングサービスにも相性が良く、より高音質な音楽を体験できます!
DSDやMQAにを聞いてみたい
っていう人にもいいね
しいて言えば、
3.5mmのケーブルが使えない
光デジタルの入力がない
ここらへんが残念ではあるが
バランス設計を基本にし低ノイズで高音質を目指した結果なのでしょうがない。
光デジタルはPCオーディオを基準にしてるので、TVなどの接続は想定してないって事だと思います。
ZENDACの音質は?
音質は2万円とは思えないクリアで自然な癖のない音だと思います。その分、粗のある音源だと聞きづらい。
YouTubeなども高音質になるのですが、録音がひどいものはちょっと聞いてられない。小音量では多少ホワイトノイズがイヤホンによっては感じるかもしれません。
パワーも十分ですし300Ωや600Ωのヘッドフォンでも全然ならせます
外観とスペック
まず簡単なスペックはこんな感じ。
フォーマットは豊富でヘッドフォン出力も割と大型の物まで鳴らせそうですね
入力 | USB3.0 Bソケット(USB2.0互換) |
フォーマット | 44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz PCM 2.8/3.1/5.6/6.2/11.2/12.4MHz DSD 352.8/384KHz DXD |
出力 | Audio RCA(アンバランス) 2.1V 固定 1V / 最大3.3V(可変) 4.4mm Pentaconn(バランス) 4.2V 固定 2V / 最大6.2V(可変) |
ヘッドフォン出力 | 6.3mm(アンバランス)1V / 最大3.3V 12Ω ‒ 300Ωヘッドフォン 4.4mm Pentaconn(バランス)2V / 最大6.2V 12Ω ‒ 600Ωヘッドフォン |
消費電力 | 信号なし ~ 0.5W、最大信号 ~ 2.5W |
サイズ | 117mm(長さ)×100mm(幅)×30mm(高さ) |
重量 | 491g |
上から見るととても小さいのが分かります。重みもあり剛性があるので見た目は安っぽくないです。色はシルバーより濃いグレーって感じですね
前面は下記のようになってます
- PowerMatch(high/low)
- 通常のイヤホンやヘッドホンは押さない
- インピーダンスの高いヘッドホンなどはボタンを押しhighに
- このボタンを操作するときはボリュームを小さくしておくこと!
- TrueBass(high/low)
- 点灯でhigh、ちょっと低音が足りないときに味付けに
- ボリューム・コントロール
- 背面の可変スイッチがVariableになっているときに有効
- 6.3mm出力端子
- ヘッドフォンはここに挿す
- 3.5mmジャックは同梱の変換コネクタを使用
- バランス4.4.mmヘッドフォン出力端子
それでは背面を見ていきましょう
背面は主に出力端子が並んでいます。
- バランス4.4.mmライン出力端子
- 4.4mmからXLR端子などのバランス型端子へのアナログ出力
- アクティブスピーカーやアンプなどを接続
- Variable/Fixed(可変/固定)切替
- Variable 前面で音量のコントロール可能にする
- イヤホンやヘッドホン、アクティブスピーカーをここで操作するときONに
- Fixed 前面で音量コントロールを無効にする
- アンプ等に接続する場合はここをON
- PowerMatch、TrueBassは無効になる
- Variable 前面で音量のコントロール可能にする
- シングルエンドRCA出力端子
- アンプに出力するときはこっちでも可能
- バランス4.4.mmライン出力⇒RCAの変換がいらない
- USB入力端子
- DC5V電源端子
- バスパワー駆動なので電源は別途必要なし
- 5V ACアダプター (別売)を接続すればより高音質に
同梱物を見ていきましょう。
左からUSBケーブル、RCAケーブル
6.3mm→3.5mm変換アダプタと必要なものはそろってます
パソコンにつないでアクティブスピーカやアンプに接続し、ヘッドフォンで試聴がすぐにできるからいいね
入力フォーマットで前面のLEDの色が変わる
入力のオーディオ・フォーマットで
ZEN DACのLEDの色が変化し、フォーマットとサンプリング周波数を表示します。
LEDの色 | フォーマット |
黄 | 44.1/48khz |
ホワイト | 88.2/96/176.4/192/352.8/384Khz PCM |
シアン | DSD64/128 |
赤 | DSD256 |
緑 | MQA |
青 | MQA Studio |
マゼンタ | MQB(MQAレンダラー ) |
下記のように色が変化していきます。分かりやすいようなわかりにくいような
正直黄色といわれても
なんか違う気がする(笑)
どっちかというと黄緑
44.1/48khz以下が入力されているので黄色に
MQAが入力されてるので緑に
ZENDACはMQAにフルデコードで対応
MQAは「Master Quality Authenticated」の略で
- 高音質
- 可逆圧縮で低容量に
- 高再現性
を高いレベルで持っていてロスレス(FLAC)ファイルで提供されます。だからCD以上のマスタークオリティの音源をストリーミングサービスに活用できる素晴らしいもの。
それに2021年4月出荷分より
ZENDACはフルデコードで対応したのです
当初はレンダラー対応だったのですが、ついにフルデコード対応になりました。
簡単にいうと今までは
TIDALやroonやAudirvanaなどの
MQAデータを展開し再生できてた。再生ソフトと組み合わせることでそれが一度にすべてを展開できるようになったんです
単体でのMQAデータの展開再生が
可能になったので
MQA-CDを手軽に体験できます
MQA-CDはやすいけどもMQA-CD対応CDプレーヤーはめっちゃ高いので、ZENDAC+CDプレーヤーの方がコスパはいい。
使い方
それでは使い方を見ていきます。
基本的にはパソコンにUSBケーブルで接続すればドライバーがインストールされるので、正直何もすることはありません。
この手軽さが初心者に優しい
インストールが終わればお好みのプレーヤーを立ち上げましょう。一般的にはAmazon musicHDやアップルミュージックとかですね。
Amazon musicHDだとこんな感じにデバイス名が出てきULTRA HDだと24bit/48kHzに。ZENDACのLEDは黄色になってます。
排他モードはONにしましょう
アップルミュージックだとちなみにこんな感じです。アップルミュージックはスマホだとビットレートやサンプリングレートはわかりやすいのだけど、PCのitunesはビットレート不明とかなってよくわからない。
オススメのアクティブスピーカー
アクティブスピーカーを接続することで
とてもシンプルで省スペースなオーディオ空間を構築できます。
ZENDACとアクティブスピーカーで完結できるのがポイントですね
オススメのプリメインアンプ
そのまま単体でアクティブスピーカーに繋いでもいいのですが、より高音質を目指すなら外部プリメインアンプにRCAケーブルで出力しスピーカーを鳴らしましょう。少し高いですがオススメは
- nmode X-PW1
- ハイスピードで高解像度
- soulnote A-0
- パワフルで元気がいい
オススメのパッシブスピーカー
上記のようにプリメインアンプに出力した場合は、パッシブスピーカーというスピーカーが必要になります。
小型でデスクトップに最適なパッシブスピーカーはこちら。6万円以下で高音質なオーディオを体験できます。
より高音質を目指すために
アンプやスピーカーで高音質化できるのはわかったけど出費がでかい・・・何かもっと安く高音質化できる方法ない?
そうだねそれでは最も安くハイレゾ体験できていい音になる方法を説明します
それは・・・・
- 再生ソフトを見直す
- 高音質ストリーミングサービスを使う
- 高音質データを購入する
これがもっとも手軽かつ確実に音質が向上します!
アンプやスピーカーををそろえない分金額はかかりませんそのかわり試聴はヘッドフォンやイヤホンになります。
とは言え、ハイレゾストリーミングサービスや再生ソフトはいっぱいある。個人的なオススメはこちら!
- 最高の高音質を選ぶなら
- TIDAL+RoonでMQAデータ等を再生
- ただしソフト導入や設定の難易度は高い
- 高音質と手軽さを取るなら
- Amazon music HD
- 導入のハードル低いけど高音質
正直いうとTIDAL+Roonの音は別格ですね。導入の難易度さえ低ければ最高だった。
電源を見直す
ZENDACはバスパワー駆動で電源いらずで動作できるのが魅力ですが、DC5Vの外部電源を使用すればよりクリアで分離のいい音になります。同じifi audioの商品を使うといいと思います
まとめ
iFi audio ZENDACは本当に2万円の価格を
考えたら信じられないくらい高音質です。
コンパクトでPCオーディオ初心者にも最適ですし、アンプやスピーカーにお金かけたけどDAコンバーターにかけるお金がない!って人にも最適だと思います。
- ZENDACは2万円なのに高音質でコスパ最高
- 32ビット/384kHzまでのPCMとDXDDSD256、MQAに対応
- ハイレゾストリーミングサービスに最適
- バスパワー駆動で電源いらず
- 3.5mmのケーブルが使えない(変換アダプタ同梱)
- 光デジタルの入力がない
- インピーダンスの高いヘッドフォンも駆動できる
- ZENDACはMQAにフルデコードで対応
- アクティブスピーカーを使えば手軽にスピーカーで音が出せる
- プリメインアンプやパッシブスピーカーでさらに高音質に
- 手軽に高音質ならTIDAL+RoonでMQAデータ等を再生が最強
- 簡単に高音質ならAmazon music HD
- DC5Vの外部電源でよりクリアに
ただ高音質ハイレゾストリーミングは通信料が
結構かかりますので気を付けましょうね~
それでは良いオーディオライフを~
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