ワイヤレスヘッドホンってホントに色々なメーカーが出していて、値段もピンからキリまでありますよね。
「ワイヤレスヘッドホンの音質が気になる」
「ノイズキャンセリングっていいのかな?」
「バッテリーで重いとつけてられないよね 」
など悩みは絶えません。
それに持ち出して使うなら、おしゃれな方が気持ちが上がるよね
私自身もワイヤレスヘッドホンを使うのが始めてでノイズキャンセリング商品も初めてです。そんな同じ悩みの方の後押しにになればと紹介して行きたいと思います。
SONYとかBOSEじゃないの?DALIってなに?って方は公式サイトをご覧ください。
ワイヤレスヘッドホンの選び方はコレ!
まず数あるワイヤレスヘッドホンの中から、最低限自分の外せない要素を決めましょう。
これがないとそもそも決めきれないのと、買った後の不満につながりますので、よく絞り出してみましょう。
例えば今回の私の探していた条件はこんな感じです。
- ノイズキャンセリングがあること
- できるだけ軽い
- 見た目のオシャレさ高級感がほしい
- USB-C充電
- ワイヤレスだけじゃなく有線でも使える
- 音の傾向はドンシャリじゃない
- ある程度折りたためて持ち運びできる
- 多少の防滴、防塵がほしい
- Bluetooth5.0、aptXに対応
- 出しても4万円程度!
めっちゃ条件多いやん!
技術の進歩は早いから、長く戦えるように最新技術を求めたくて
外観とスペック
まずは軽く外観とスペックを見ていきましょう。スペックは下記のようになっています。
ノイズキャンセリング 外音取り込み | 〇 |
対応コーデック | AAC aptX aptX HD |
タイプ | 密閉型オーバーイヤー |
ドライバーユニット | 50mm フリーエッジ/ペーパーコーン |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
ワイヤード入力(接続) | 3.5mm ステレオケーブル USB-C |
質量 | 325g |
折りたたみ | イヤーパッド角度可動(2方向のみ) |
防水防塵性能 | IP53 |
インピーダン | 25Ω |
連続再生時間 | 最長30時間 |
最新コーデックではないけど自身の求めるものはそろってます。
ワイヤレスヘッドホンでは利便性を求めるので、iPhoneとかで聞くことが多い。そもそもAACなのでLDACとかaptX LLとかはあまり気にならない。
aptx HDでも十分高音質だし遅延は気にならない
外観を見ていきましょう。見てください!めっちゃオシャレじゃないです?もうこれだけで即決したくなる。
色はアイアンブラック とキャラメルホワイトの二種類です。写真はキャメルホワイトです。ブラックはよくあるのでキャメルホワイトを選択。
女性にも似合いそうロゴがいいね
ハウジング部分の可動域も広く、頭の大きさに合わせて装着できそう。イヤーパッドも、もちもちして低反発なので付け心地がいい。
左側には3.5mm ステレオケーブルを接続し有線接続できます。なので有線で据え置きヘッドホンアンプにつないだりできる。これは外せない要素。
右側には
- 電源のオンオフのスイッチ
- 長押しでBluetooth接続
- バッテリー残量表示
- リセットスイッチ
- USB-Cポート
- 充電と有線接続に対応
- ノイズキャンセリングボタンになっています。
サイズ調整もよほど頭が大きくない限り問題ないと思います。わたしも大きめなので。ハウジング表面は以下の操作ができます。
- DALIのロゴの周りのクリーム色の上下部分を押す
- 音量調整
- 中央のDALIのロゴを押す
- 1回押す
- 電話応答、音楽再生、停止
- 2回押す
- 曲送り
- 3回押す
- 曲戻し
- 1回押す
ちなみにタップではなくボタンを物理的に押し込む。個人的にはタップが良かった
タップ派と物理ボタン派で分かれそう。
慣れないうちは正直ボタンの位置を探してしまう(笑)
装着感
個人的には装着感は少し固めかなと思う。ただゆるゆるだと落ちていくので難しいですね。
私はちょうどい硬さにするために、下記のように挟んで何日か置いたらだいぶいい感じになりました。
あんまり開きすぎるのもこわいからほどほどにだね
ちなみに付属のセミハードケースはめちゃカッコいいです!
比較試聴したもの
購入検討にあったって以下の商品で結構迷ってました。選ばなかった理由として
- SONY WH-1000XM4
- ノイズキャンセリングが結構強くて苦手
- ドライバーユニットがもう少し大きい方が良かった
- SHURE AONIC 50
- 少し重い
- デザインが無骨
- 折りたたみできずかさばる
- 再生時間が短い
スペックを比較するとこんな感じになります。
DALI IO6 | SONY WH-1000XM4 | SHURE AONIC 50 | |
---|---|---|---|
ノイズキャンセリング 外音取り込み | 〇 | 〇(結構強い) | 〇 |
対応コーデック | AAC aptX aptX HD | SBC AAC LDAC | AAC SBC LDAC aptX aptX HD aptX LL |
タイプ | 密閉型オーバーイヤー | 密閉, ダイナミック | 密閉ダイナミック |
ドライバーユニット | 50mm | 40mm | 50mm |
Bluetooth | Bluetooth5.0 | Bluetooth5.0 | Bluetooth5.0 |
ワイヤード入力(接続) | 3.5mm ステレオケーブル USB-C | 3.5mm ステレオケーブル USB-C | 3.5mm ステレオケーブル USB-C |
質量 | 325g | 約 254g | 334g |
折りたたみ | 〇 | 〇 | × |
防水防塵性能 | IP53 | なし | なし |
インピーダン | 25Ω | 16Ω | 39Ω |
連続再生時間 | 最長30時間 | 最大30時間 | 最長20時間 |
スマートアシスタント | なし | Google アシスタント Amazon Alexa | なし |
マルチポイント | なし | あり | なし |
操作性や、行動にもとづいた快適性はさすがSONYって感じ
音質特化型でSHUREって感じだね。でもいろんな雑誌で高評価されすぎて、ハードル上げすぎた感がある。
細かいとこに目配りされているのはさすがSONY WH-1000XM4と思います。これにしようかと思ったぐらいです。
正直ワイヤレスヘッドホンに求めるものは操作性や快適性の比重もおおきいと思ってる。
音質はどうなのか?
一番気になるのは音質ですよね。4万円台の買い物をするわけなのでここを見ていきましょう!
まず、DALI IO6は有線接続と無線接続ができるので条件をまず決めます。
- Amazon music HDのultraHDを再生
- ケーブル類はできるだけ付属品を使用
- 特別な再生ソフトは使用しない
それぞれをランキングしたものがこちら!
- PC→USBケーブル→外部DAC(ヘッドホンアンプ)→3.5mm ステレオケーブル→DALI IO6
- PC→付属USBケーブルでUSB-C接続→DALI IO6
- PC(スマホ)→Bluetooth接続→DALI IO6
- PC(スマホ)→3.5mm ステレオケーブル→DALI IO6
ちゃんとUSBDACを認識してます。その状態でのAmazon music HDのultraHDを再生
まあ一位は当然よね外部DAC使用してるし有線接続だしね
それだと有線ヘッドホンでよくない?となるけど
イヤホンジャックからの音があんなにしょぼいとは残念。音量上げてごまかすしかない。ワイヤレスヘッドホンはワイヤレスで使用すべきやね
USB-C接続だと充電もしてます。
ちなみに使用したD/Aコンバーター兼ヘッドホンアンプは、サウンドウォーリアのSWDーDA20です。これについては別記事もありますので良ければご覧ください。
メリット、デメリット
- メリット
- デザインがオシャレ
- 割と軽い
- 防塵、防水のIPレベルが高い(汗、水、埃に強い)
- ノイズキャンセリングが適度
- Bluetooth5.0、aptX対応
- 折りたためる
- 音質はフラットでナチュラル
- デメリット
- aptX LLに対応してない
- 人によってはノイズキャンセリングが弱め
- 低域は弱め
- マルチポイントに対応してない
- 音声アシスタントには対応してない
- 側圧は強く感じる
ワイヤレスヘッドホンの有線接続は有線ヘッドホンに勝てるのか?
ワイヤレスヘッドホンは有線にすれば、通常のヘッドホンと同等の音質になるのかな?
それほんと思うんで実際試してみた。ずっと前DENONのヘッドホンを持ってたので
DENON AH-D2000です。だいぶ前に買ったんですがいまだ現役です。
PC→USBケーブル→SWD-DA20→DENON AH-D2000こんな感じで視聴しました。
結果は
DENON AH-D2000>>DALI IO6
こんな感じでAH-D2000の勝利でした。10数年前の物がいまだ色褪せなく使用できるなんて、ロマンです。
ケーブルにも違いが表れていると思います。リケーブルしてDALI IO6をいずれ試聴してみよう。
なんかワイヤレスヘッドホンと有線ヘッドホンの間で、越えられない壁をかいまみたような気がしますね。やはり餅は餅屋なのだろうか・・・
まとめ
色々検証した結果下記のような人にはおススメです。
- DALIが好き
- ノイズキャンセリングは強すぎるのは苦手
- 高音質もだけど見た目にもこだわりたい!
- あまり人と被りたくない!ドンシャリ傾向は苦手!
- できるだけ軽い
- ある程度折りたためて持ち運びできる
- 多少の雨やほこりでも問題なく使いたい
- Bluetooth5.0、aptXに対応
- 出しても4万円程度!
DALI IO6は高い水準でまとまっていて買って間違いはないです。
重くても音質特化!コーデックが大事!ってなオーディオ好きな方はSHURE AONIC 50かな。
より利便性、快適さ重視でノイズキャンセリングが最強好きならSONY WH-1000XM4をおススメします。
その中間で利便性も音質もいい具合なのがDALI IO6でしょう。間違いなく街中で見かける頻度は少ないかと思います。
街中でSONYはよく見かけるDALIやゼンハイザー、SHUREはおおっ!てみてしまう。
ただ一つ言うと有線ヘッドホンの様に使う、据え置きメインなら最初から有線ヘッドホンを選んだ方が音質の面では満足します。土俵が違いますからね。
それでは皆さんも満足いくワイヤレスヘッドホンに出会えますように~よいオーディオライフを~!
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