Amazon music HDなどハイレゾ音源のサブスクミュージックを契約し、ネットワークオーディオを楽しんでいる人も多いと思います。
ネットワークプレーヤーを持っている人でより高音質、より便利にとDENONのDNP-800NEやマランツのNA-6006から ステップアップを検討する人が最も気になるのが、
bluesound NODE 2i
なぜならより高音質や利便性を求めると再生ソフト、ストリーミング再生サービスの変更、再生プレーヤーの変更が出てくる
DENON、マランツは基本的にHEOSを使い、SpotifyやAmazon music、AWAなどを再生するので再生ソフト、ストリーミングサービスの変更による音質向上ができない
その点 bluesound NODE 2i は
TIDALや qobuz など多彩な高音質ストリーミングサービスを選択でき、高音質再生ソフトで注目を浴びているRoon ready機器として対応。
さらにMQAデータもフルデコードしていまう、まさに小さなモンスター!
NODE2i 気になってるけど実際どうなの?という同じ悩みの方に参考になればと思います。
Amazon music HDやSpotify、airplayしかしないよって人はより扱いやすく安いDENONをおススメします。十分高音質です。
結論
実際にオーディオライト層の私が使ってみて、私が今回求める手軽にサブスクミュージックをできるだけで高音質で聞きたい。という用途ではめちゃくちゃオススメです!
音質とBluOS コントロールアプリ使い勝手のバランスがとてもよく、ネットワークプレーヤーにありがちな操作性の悪さでげんなりすることはあまりないです。
ただ多機能すぎて使い方を覚えるのが大変(笑)
だけと、、、、
バランスがいいゆえに特化もしていないと個人的には思います。どちらかと言うと音質はそこそこで操作性や使い勝手の良さを重視。
求める所が音質はそこそこで操作性や気軽さを求める人や、普段はスマホからBluetoothで飛ばしてたりYouTubeで音楽流して聞いてる人には、音質向上はすごい得られるので
最高の商品だと思います。
ガチの音質特化なら個人的にはDENONのDNP-800NEだと思います。
ただDNP-800NEは操作性の悪いHEOSアプリの話題が多いきがします。
DENONのDNP-800NEについては別記事でレビューしてますので、良ければご覧ください。
では少し詳細をみていきましょう!
ワイヤレス・マルチルーム ミュージック ストリーマーとは
そもそもどういった商品なのかを簡単に説明すると、それぞれ皆さんが持っているプリメインアンプやパワードスピーカーに接続し、インターネットラジオやストリーミングオーディオを再生できるようにするものです。
それをワイヤレスで色々な部屋で再生しようねって事。ストリーミングオーディオだけでなくNASに接続して音楽再生も可能。
自分のお気に入りの物が今どきのストリーミングサービスに対応できるようになるのです。
種類
このNODEシリーズは3種類存在します。それぞれ2色展開でブラックとホワイトがあります。
- NODE 2i
- 今回紹介したのがこれ、手持ちのアンプやパワードスピーカーに接続
- オーディオストリーミング、マルチルーム再生が主な機能
- POWERNODE 2i
- 上記の機能に45W x 2 (8Ω)出力のパワーアンプを追加
- 手持ちのパッシブスピーカーに接続できる
- アンプを別途用意する必要がない
- オーディオストリーミング、マルチルーム再生が主な機能
- VAULT 2i
- 2TBハードドライブを搭載
- CDリッピングできる
- 持ちのアンプやパワードスピーカーに接続
- オーディオストリーミング、マルチルーム再生が主な機能
外観やスペック
まずはスペックを見ていきましょう。いっぱいあるので必要な要素だけにします。
ハイレゾのフォーマットであるFLACやWAVはもちろん、MQAにも対応しロスレスでデコードし再生できます。
しかもフルデコードに対応。この多彩なフォーマットやサービスに対応しているのが魅力なところ
対応フォーマット | MP3, AAC, WMA, OGG, WMA-L, ALAC, OPUS FLAC, MQA, WAV, AIFF |
インターネットラジオ | TuneIn Radio, iHeartRadio, Calm Radio, Radio Paradise, Slacker Radio |
対応クラウドサービス | Spotify, Amazon Music, TIDAL, Deezer Qobuz, Murfie, Napster, KKBox, Bugs, Taihe Music ZONE, SoundMachine |
対応統合パートナー | ontrol4, RTI, Crestron, URC, push, iPort, ELAN, Lutron, roon, Airplay 2, Amazon Alexa Skill |
ネットワーク無線 | WiFi5 (802.11ac, dual-band) |
Bluetooth | Ver.5.0 aptX HD, Two-way |
モバイルOS | BluOS無料アプリ(Android / iOS / Kindle) |
外形寸法 | 220 x 46 x 146 mm |
質量 | 1.12 kg |
オーディオ出力端子 | アナログRCA L/R x1 同軸デジタル x1 光デジタル(TOS link) x1 ヘッドフォン(3.5mm mini) サブウーファーRCA x1 |
上から見るととても小さいのがわかります。小さくて高機能いいですね。
上部には音量操作、再生停止、送り等のボタンが配置されてます。あんまり触ることはないですね。
正面から見ていきましょう。正面はイヤホンジャックだけですね、とても薄いのがわかります。
背面を見ていきましょう背面には端子類が並んでいます。
- 出力
- アナログRCA L/R x1
- サブウーファーRCA x1
- 同軸デジタル x1
- 光デジタル(TOS link) x1
- 12V トリガー出力
- 入力
- 3.5㎜ミニジャック/光(コンボ)x1
- Gigabitイーサネット RJ45 x1
- USB-A
- microUSB
もはや繋げないものはほぼなく、全部使いこなせるかと思うくらいですね。トリガー出力もあり他の機器と連携もできる使い勝手を考えてあります。
設定や使い方
簡単な再生の仕方や設定の仕方を説明します。深堀するのはこれからなのであくまで最低限の再生とマルチルーム再生です。
機能が豊富すぎて覚えるのが大変、プレイリストを作って再生とかはコレから色々いじっていかねば
まずはBluOS Controllerというアプリをダウンロードしましょう。
するとこのようなアイコンができるのでクリックします。
NODE2iをネットワークに接続するとこのような画面になり、ここでプレーヤーをグループ化したり、すべてを一時停止したりできます。
Amazonミュージックは初めから表示されていました。使いたいストリーミングサービスがなければ音楽サービスをタップしBluetoothを使い手持ちのスマホから直接ストリーミングしましょう。
Amazonミュージックをタップすると下記のような画面になるのでそこから曲を探します。
曲を決めてタップし接続しているパワードスピーカー、もしくはDAコンバーターを介してパッシブスピーカーで再生します。
音質について
音質について冒頭に音質はそこそこでと書きましたが、それはRCAのアナログ出力で出すならという感じですね。
内蔵のD/Aコンバーターを使うより外部にデジタル出力し良質な外部D/Aコンバーターを使用してアンプに出力すれば結構音質向上が得られます!
別途お気に入りのD/Aコンバーターやアンプを持っている人は是非活用しましょう。
私は下記のような環境です。めちゃくちゃ満足してます。
- NODE2i
- D/Aコンバーター nmode X-DU1
- アンプ X-PM3
- スピーカー DALI OBERON5
こんな感じで小さいくて高機能が大好きな私はたまりません。
それにリビングルームにおいても全く違和感ないのです。パッと見は全然オーディオ機器には見えないですよね
ごつごつしいオーディオ機器が嫌いな人にもいいね
マルチルーム再生
目玉でもあるマルチルーム再生ですが、下記のような感じで再生することは可能でした。
まだそれぞれ同期してグループ化できるかどうかはこれから要検証ですね。
台所ではDALI KACTHのBluetoothスピーカー、書斎ではaudio Quest BEETLE やifi audio zen blueを介してSWD-DA20とX-PW1で聞いてるのですが、音質がいい順は以下のようになりました。
- リビングルーム
- 台所
- 書斎
台所より書斎の方が機材がいいのに音が悪いのは、Bluetoothレシーバーからアナログ出力してたのと電波が弱かったからだと思います。デジタル出力ができるifi audio zen blueを導入したところ、かなり音質は向上しました。
マンションだと干渉が多いのでいいネット環境は必須ですね。書斎は再生中もちょいちょい音飛びしてました。
まとめ
NODE2iはリビングルームにマッチする、今どきのハイレゾストリーミングサービスをより快適に使える画期的な商品だと思います。
大体ほとんどのサービスに対応してますので困ることはないでしょう。音質、操作ともにバランスの良い高いレベルで完成していると思います。それでは良いオーディオライフを~
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