「スピーカーやお気に入りのアンプがあるんだけど、テレビやゲームも接続していい音で聞きたい」
「PCオーディオでハイレゾ音源を聞きたいけど何が必要?」
って困ったりしますよね。アンプには光やUSB、同軸などデジタル入力が無い物も多く、特に音質に特化したアンプであるほどないです。
そんな時に活躍するのが
デジタル信号をアナログ信号に変換し、接続の橋渡しを行うのが「DAコンバーター」です。
今回はその中でコンパクトかつ
高機能なDAコンバーター
【サウンドウォーリア SWD-DA20】
を紹介したいと思います。
結論!何でもできる超コンパクトDAC!
結論!いろんな要望に対応できるDAコンバーター。小型で高機能なDACを探している人にオススメです!
アナログ、USB、光、同軸と豊富な入力。外部クロック入力でより高音質を狙える拡張性を備え、圧倒的なコンパクトさでどこにでも置けます。
この機能でこのコンパクトさはいいね
サンプリング周波数はPCM 44.1k~384kHz/32bit、DSD 2.8M~11.2MHz。
SRC機能により入力音源データをアップサンプリングしたり、PCMとDSDを双方子にリアルタイム変換でき好きな音楽を自分のお好みのフォーマットで楽しめます!
ただ、多機能ゆえにそこまで求めてない人には高価なので、目的に合うかどうかをしっかり考えましょう。
単純なDAコンバーター機能だけでいいなら
もっと安価な商品の選択肢もあるかも
ただ残念なことにSWD-DA20は現在ディスコンになっていて
手に入れるには中古品で出回るのを探すことになります。
その代わり後継機のSWD-DA15が発売されています。
RCAピンジャック(LINE)とクロック入力が
省略されていますが他は同じです。
個人的にはSWD-DA15で全然いいです。
サウンドウォーリアについて詳しく知りたい方は
下記の公式サイトをご覧ください。
DAコンバーターってそもそも何?
簡単に説明すると
デジタル信号(光、同軸、USB)を
アナログ信号に変換する機械です。
音を再生するスピーカーはアナログ信号です。
CDやハイレゾ音源はデジタル信号なのでDAコンバーターが
必ず必要になります。
例えば下記のような構成になります。
- TV→光ケーブル→DAコンバーター→RCAケーブル→アンプ→スピーカー
- パソコン→USBケーブル→DAコンバーター→RCAケーブル→スピーカー
TVやパソコンのイヤホンジャックから
アナログ信号をだしてアンプにつなげばいいのでは?
音の再生はできます。しかし音質は劣化しますし
ノイズの干渉をかなり受けます。
が、気にならない人もいるのでそう言う人は
確かに必要ないかもですね。
たしかにTVや携帯、ゲーム機にもDAコンバーターは
搭載しています。しかし、TVやゲーム機、携帯の求める音質の
比率は低いのです。なぜならメインは
画質であったり携帯やパソコンとしての機能だからです。
なので荒く言うと、音は二の次なんです。
なので入力された音源データを出来る限り高品位にアナログ変換し出力する
DAコンバーターが必要なのです。
外観を見る
それでは外観を見ていきましょう。
大きさは約W146mm×H40mm×D165mm
重さは0.7kg!
とんでもない小ささと重さです(笑)
ACアダプタ駆動なので本体が軽いのですね。
正面には電源スイッチ、入力切替、イヤホンジャック
ボリューム操作が並んでいます。
イヤホンジャックもあるのでヘッドフォンも楽しめます。
ちなみにΦ6.3mmステレオ標準ジャックなので
通常よくあるイヤホンをつなぐのであれば
6.35mm 3.5mm 変換 ステレオミニプラグを取り付けましょう。
後ろを見ていきましょう。
- 出力端子
- RCAピンジャック(LINE)
- 入力端子
- RCAピンジャック(LINE)
- 角形光コネクタ/TOS-Link(OPTICAL)
- RCAピンジャック(COAXIAL)
- USB Bタイプ(USB)
- クロック入力(75ΩBNC)
- ACアダプタ電源入力
デスクトップを想定していますので、
縦置きもできちゃいます。
六角のボルトを外せば中の表示を
縦置き用に変更できます。
奥行きも165mmしかないので
奥行きのないデスクにおいても問題なく設置できます。
私は小さくて高機能なものが大好きななので
非常に気にってます。
恐らくコンパクトで高機能、高音質製品がある
NmodeやDENON、TEACなどに比べても群を抜いて小さいです。
iPhone12miniなども
小さくて高機能でいいですね
相反するものを両立する技術力に
感動します。
機能、性能を見る
次は機能、性能を見ていきましょう。
ざっと下記のような感じです
- ハイレゾ音源に対応
- リニアPCM 44.1k~384kHz/32bit、DSD 2.8M~11.2MHz
- SRC機能
- 入力した音源データのアップサンプリング
- 、PCM⇔DSDそれぞれのフォーマットをリアルタイム変換する
- ボリュームスキップ機能
- ボリューム付パワーアンプに接続すると自身のボリューム回路をスキップ
- 外部クロック入力によりCDトランスポート等と同期
ハイレゾ音源って?
音楽用CDのサンプリング周波数・量子化ビット数
44.1キロヘルツ・16ビットを上回る情報量を持った音楽データです。
映像でいうとイメージは4K(CD音源)と
より高画質な8K(ハイレゾ音源)とかの
感じかな?
どこで手に入るの?
有名なところだとこの二つです。
- mora
- e-onkyo music
- 非圧縮のリニアPCM形式(拡張子wavなど)
- 可逆圧縮のFLAC形式(拡張子flacなど)
- DSD形式(拡張子dff、dsf)
WAVとFLACの音質差はよく話題に上がってますが
個人的にはどっちでもいいです、違いにどれだけの人が気付けるのか・・・
データ量が軽いのでFLACが個人的にはいい。
PCMとDSD
ものすごく難しい話なので深く考えていませんが
- PCM
- ビット数が多いがサンプリング周波数はすくない
- CDは16bitですね44kHz
- DSD
- ビット数が少ないがサンプリング周波数は膨大
- 1bit サンプリング周波数は2.8MHz
なのでDSDはより原音に近いと言われています。
あまりなじみがないのと価格はたかいですね。クラシック、ジャズが多い
ハイレゾ音源ストリーミングサービス
最近はこういうのも増えてきました。
- AmazonミュージックHD
- FLAC 最高192kHz/24bitに対応
- かなり曲数多い
- mora qualitas
- FLAC 96kHz/24bitに対応
ただ端末の性能に左右されるのでiPhoneなどでは
48kHz/24bitが限界です。
なので外部DAコンバーターが必要になってくるわけですね。
SRC機能
サンプリングレートコンバーターのことで
SRCボタンを押すことで44.1kHz→96kHzのように
アップサンプリングでき、PCM→DSD変換もリアルタイムで
行うことができ音の変化を楽しめます。
色々いじってみてます。
ちなみに上のINPUTが入力周波数で
SRCが変化させた周波数です。
もちろんBYPASSモードで変化させずスルーもできます。
合わせるアンプは?
やはりコンパクトなのでコンパクト同士かつ
同じシリーズのSWD-TA10のバッファ付パワーアンプや
私はNmodeのボリューム付パワーアンプX-PW1やX-PM3を
使用しています。
こんな感じですね。
X-PM3については過去記事にありますので
よかったらご覧ください。
レンタルサービスもあるよ
意外と助かるのがこのレンタルサービス
高価ゆえに試聴ができるのは非常に助かります。
いろんなものをレンタルしているので
一度覗いてみてはいかがでしょうか?
まとめ
- DAコンバーターってデジタル→アナログ変換器のこと
- オススメな人
- パソコンでハイレゾ音源を聞きたい
- DSDも聞いてみたい
- 手持ちのアンプにつなげる高機能なDAコンバーターが欲しい
- TVやゲーム機をより高音質で聞きたい
- 小さくて高機能が好き
- パソコンでハイレゾ音源を聞きたい
- オススメしない人
- ハイレゾ音源は聞かない
- 最新規格対応やアップサンプリング機能はいらない
- イヤホンジャックからアナログ出力してスピーカーを鳴らしても気にならない
- 価格は抑えたい
- 大きい方が所有欲が満足する
- ハイレゾ音源はe-onkyo-musicやmoraで買えるよ
- ハイレゾ音源のストリーミングはAmazonミュージックHDがオススメ
いかがだったでしょうか?
これからDAコンバーターを買うか方の
参考になればと思います。
せっかくだから高機能でそろえるのもよし、もっと機能減らして
安価なものを選ぶもありだと思います。
もし高機能でコンパクトをお考えの方にはオススメします!
それではよいオーディオライフを~
ではまた~
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