皆さんこんにちは、よしかです。

私は、電気プラント関係の現場代理人(監督)を未経験から初めて、15年になります。
現在、転職や就職で現場代理人や監督を目指している人にとって、実際の給料や年収って気になりますよね?

転職サイトでは割といいことばかりだし、年収も高めだけど実際のところがきになる。
それにこのコロナ渦で、軒並みに休業や廃業がふえる中、建設業ってどうなんだろう?などの悩みもあるかと思います。
そんな悩みを地方在住、30代後半の私の実際の例を参考に紹介していきます!
現場代理人ってなに?って方は下記の記事を読んでください。

- 地方在住の30代後半の現場代理人の給料や年収がわかります。
- コロナ渦の建設業の現状もわかります
結論
まず結論を先に言うと今現在。現場代理人の給料や年収は、全国平均年収より
「高い」傾向にあり
「給与幅」は割と広い印象です

これは勤務地域や個人のスキル、経験によって生まれる振れ幅が多きいということ。

それだけ能力に応じての昇給や給与が反映されてるってことか。手に職ってまさにこれなのね
また、このコロナ渦の中での建設業界の現状はというと
「ほとんど影響を受けてない」というのが実際のところですね。
厳密にはないこともないとは思いますが、やはりインフラ系の業種ということもあり、なかなか止まることのない業種なんだなと感じました。
現場代理人の給料や年収を実例から見ていく
とは言え、実際のところを知りたいですよね。それでは私の実例を兼ねて説明していきます。
- 月収 50万(役職あり)
- 賞与 160万+決算期30万ほど(決算期は業績に応じて)
- 年収 760万~800万くらい
- 出張手当 別途非課税で年30万くらい
この中には以下の物が含まれています
- 交通費
- 世帯手当
- 現場管理手当、技術手当
- 残業は月20時間~60時間
- 国家資格は一級電気施工管理技士と一種電気工事士など
- 残業は管理職なのでつきません。
残業の振れ幅が大きいのが目につきますよね。実際に暇なときはほとんど定時で、忙しい時期、現場によっては残業が増えます。

残業60時間とかやばい!

実際は移動時間も含まれる。休日出勤はフルで残業つくから上がりがち。まぁ激務であることは違いない。
出張の有無や、資格手当によっては、給料や年収はだいぶ振れ幅がでかい。また現場を管理できるか否かで手当がつく。
全国平均との比較
では全国平均と比べてもっと詳しく見ていきます。
国税庁では給与実態調査を行っています。そのなかで令和二年に九月の国税庁の民間給与実態調査によると
- 全国平均年収は436万円
- 前年度伸び率は-1.0%

自分の年収と全国平均年収ってなかなか比べることないもんな。適正なのかきになる
やっとリーマンショック以前くらいの水準まで回復し、平成25年くらいからずっと伸び率は上昇してましたが、令和元年度くらいから少し落ちているのが現状です。

平均年収より高いのはわかるけど、年齢や地域、業種で格差があるのでは?

その通り。ではその辺も詳しく見ていきます。
業種別年収ランキング
まずは業種別のランキングをみていきましょう。
やはりインフラ系、金融、情報関係は強いですね!
稼ぐのみを念頭に考えるならこの業種に行くべきなのが分かります。建設業もトップ5にいるので頑張っていきたいところ。
建設業の中での平均年収
建設業のなかで実際どのくらいの年収が、どの割合なのか見ていきましょう。


800万超が約12%もいるのがびっくり。

300万~600万の間で約48.5%。半数近くいる、ということはこの業界はここに当てはまることが多い
また400万~800万超が55.4%あることから、半分以上の人は全国平均年収を超えてることになり年収ランキングでは5位ながら建設業も捨てたもんじゃないと感じますね。
年齢別や勤続年数別にみる
年齢別や勤続年数では全国平均年収はどう変化するのか?
35~39歳の平均年収 | 勤続年数15年~19年の平均年収 | |
---|---|---|
男性 | 529万円 | 618万円 |
女性 | 313万万円 | 340万円 |
男性女性で差が激しいのは、結婚などで働き方を変化させているからかなと思います。
勤続年数の変化を見ると年功序列は明らか。
日本では長く会社にいる方がやはり高い。35年過ぎると役職定年を迎えて下がっていく。勤続年数が10年以上になると経験も上がる為、結構な上昇率で平均年収はどの業界も上がっていくよう。

日本のトップ企業が平均年収をあげているので、自分や回りを過度に比べることはない。

キーエンスとか30中盤で平均年収2000万円越えてるもんね・・
地域別年収格差はぜったいある
ちなみに地域別の平均年収でみるとやはり関東や関西は強い!

なので地方在住の人が、関東圏などの年収格差を嘆いても仕方ないということ。
そもそも、これは仕方のないことだし、物価も違うのでいちがいに幸福度が増すかと言われるとそうでもない。
しかし、お金を稼ぎたいなら
東京へ行け!
そしてインフラや金融、IT系を選べ!
となっちゃうのは現状なのだ。
まとめ
私と同じ年代、地方で現場代理人への転職や、就職を考えてる人は以下を目安に考えるといいと思います。
ここら辺を目安に見ていくといいかもしれません。
逆にこれ以上現在ある人は、それなりの努力と要領、コミュニケーション能力があると思っています。
- 建設業の平均年収は全国平均年収から見ても高め
- 現場代理人はその中でも高め。
- 国家資格や経験による年収の振れ幅は大きめ
- コロナ渦による影響は少ない
建設業は平均年収は高めだが、労働時間、肉体的疲労は高めの業界。なので目指すべきは現場代理人や監督業!
大事なのは管理される側より、管理する側に回ることです。
会社に重宝されるのはとびぬけた技術を持つ職人より、人を使うことが上手な人が求められる職種でもありますね。
それではよい職にであえますように。ではまた~

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